木村石鹸工業株式会社

おためし移住プログラム2 ボケない大阪 仕事体験

木村石鹸工業株式会社

石鹸の既成概念を洗い流せ!

ITベンチャー企業出身の4代目が舵取りし、東京の大手外資系企業からやってきたマーケターの女子社員が入社1年目でありながら、近畿大学で商品づくりの授業を行い、料理家・平野レミさんのキッチン用品ブランドremyとのコラボを実現してきている木村石鹸工業株式会社(以下、木村石鹸)。石鹸は石鹸でも、お掃除や洗濯用の家庭用洗剤をつくっている。このようなユニークな活動は広がりを見せ、東洋経済オンラインなど、さまざまなメディアに取り上げられるようになった。今もなお、職人の手作業による「釜焚き」製法で石鹸の製造をおこなうこの会社で今、どんなスゴいことが起きているのか?
東京圏に自慢できる会社のPRポイント

自由な発想で、ターゲットの心を
鷲掴みする商品開発に挑戦!

マスに訴えかけるような大手の市場でパワーゲームせず、競争のない未開拓市場であるブルーオーシャン市場を狙ってじわじわ販路を広げてゆくのが木村石鹸流。「インテリアが好きな女子」などの特定の層に向けて、細部にまでこだわりをもった商品づくりができる。あなたのアイデアやセンスを形にできる土壌で、おもいっきりものづくりに挑戦しよう。

こだわっているのは業種よりも人!
柔軟に変革する組織体制

過去、Webデザイナー向けの求人に飛び込んできたマーケターがいたように、これまでの経験、経歴にあわせてフレキシブルに組織を改変できるのが強み。今後はエンジニアなど、イノベーションを起こせそうな方を熱望中。営業であれば自分で計画と戦略を立てて行動できる人がベター。暮らしや気持ちをピカピカにするだけでなく、会社自体も誠実で美しい企業を目指し、過度のノルマやプレッシャー、残業はほぼなし。石鹸のような、ホワイト企業を目指す。

92年の歴史が支える技術と、
フレキシブルな思考を併せ持つ風土

創業92年の木村石鹸には確かな技術がある。洗剤などに使われる純石鹸を自社工場の釜焚き製法で製造。家庭内で安心して使える石鹸から工業用石鹸まで、あらゆるニーズにあわせた製品を製造している。自社工場で原料から開発、製造を行っているので細やかなカスタマイズができるのがポイント。売り上げの9割をOEM製造が占めているが、今後は自社ブランド比率を高め、長期的には半分に高めたい。無意味な規模拡大や売り上げアップは目指さない。

会社について教えて下さい

こんなことしてます

伝統を守りながら、どこよりも新しいことにチャレンジする
大正13年創業の石鹸 洗剤メーカー

SOMALI(そまり)
合成着色料、合成香料、合成界面活性剤、防腐剤などを一切使用していない植物オイル100%の純石鹸からできた洗剤。
http://www.kimurasoap.co.jp/somali/
&SOAP(アンドソープ)
2016年秋にリリース予定の新ブランド。オーガニックでありながら、強い洗浄力を持ったハイブリッドソープを展開する。
http://www.and-soap.com/
re:koro(りころ)
お掃除の時間を楽しくする「あると嬉しい」お手入れシリーズ。第一段は、「毎日の」お手入れをテーマにシミ抜きキットを販売。
http://www.kimurasoap.co.jp/rekoro/

家庭用石鹸から業務用洗剤まで幅広く手掛け、数多くの企業のOEM製造を請け負いながら市場を広げている。特に今力を入れているのは、2015年に販売した「SOMALI(そまり)」などの自社ブランド製品づくり。石鹸成分の製造から充填まですべて自社で行える生産設備があるため、その強みを活かした製品開発を行っている。

木村石鹸は、良いクオリティの商品を世に送り出し、安定的な売上を上げているにも関わらず、現状に満足していない。今回は「自社ブランド比率をあげるぞ!」とチャレンジ精神たっぷりの社長・木村祥一郎さんと、1年前に突然東京から大阪にやってきて新規事業室を立ち上げた商品開発・マーケティング室の峰松加奈さんにお話を伺った。

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木村 祥一郎
1972年大阪生まれ。同志社大学文学部在学中に検索エンジンを運営する有限会社ジャパンサーチエンジン(現:(株)イー・エージェンシー)を立ち上げ(1995年)。以来、18年間、IT関連サービス、プロダクトの企画や開発に従事。2013年イー・エージェンシーの取締役副社長を退任し、同年6月、家業の木村石鹸工業株式会社に戻り、常務取締役に就任。以来、自社ブランドを立ち上げ、OEMメイン事業からの脱却を目指している。2016年9月より、代表取締役社長に就任。

峰松 加奈
1990年東京生まれ。早稲田大学商学部卒。外資系消費財メーカーのユニリーバに新卒で入社し、シャンプー、洗顔料のマーケティング部に配属される。2015年夏より木村石鹸工業に転職。商品企画部門がなかったため、マーケティング室を立ち上げ、商品企画・開発から営業、広報まで今まで会社になかった業務を幅広く行う。今月、新ブランド&SOAP(http://www.and-soap.com/)を発表。座右の銘は「迷ったらドラマチックな方を選ぶ」で、自分の人生をNHKの連続テレビ小説になるくらいドラマにするのが目標。


—自社ブランドの強化など、今の企業方針になった理由は何ですか?

木村祥一郎さん(以下、木村さん)
弊社のBtoC事業はお客さんから依頼を受けて製品をつくるOEMが大半を占めているのですが、私が入社する3年より前から、新たな販路としてドラッグストアに自社製品をプッシュしはじめていました。商品投入から1年目の2013年に私が木村石鹸を継いで、続けるべきか1年間効果を追跡したところ、ビジネスにならないとわかり在庫処分しました。うちみたいな中小企業は大手メーカーもしのぎを削るドラッグストアのような一番市場の大きいところでパワーゲームするのは難しいのです。違う市場を探し、最終的に雑貨屋やインテリアショップといった洗剤をこれまで扱っていなかったところに、スタイリッシ ュな商品を提供しようと考えました。こういったお店は価格競争に陥らず、商品自体の魅力で勝負しやすいのです。両方チャレンジしてみてよくわかりました。

—他の企業にはない「木村石鹸」の強みは何ですか?

峰松加奈さん(以下、峰松さん)
弊社は個人がやりたいと思ったら、即チャレンジできる環境が整っているのが強みです。前職の外資系大手企業と比べるとわかりやすいのですが、大企業は商品開発の際、学術的なマーケティングから入り、こういうニーズがあるからという、開発の理由・根拠を必要とします。そこから試算がはじまり、そこに見合う商品はどんなのか、見た目はどうかと、失敗をしないための試行錯誤が続き、最終的にモノができるまで2年ぐらいかかります。木村石鹸の場合、開発者と製造場所の距離が近く、『こういう商品があったら面白いのではないか? つくってみよう!』と思い立ったら、1階の研究室に飛び込んで、すぐ試作品を作ってもらいます。
販売も、とりあえず100個商品をつくって楽天の店舗で売れたらもっとやってみよう、というふうにトライ&エラーでモノがつくれます。お金をかけて展示会で『ドン!』と発表してみるものもあって、差はありますが、それでも半年か一年でできます。そのスピードと柔軟性が魅力ですね。
木村さん
とりあえず進めてみて、あかんかったらやめるということがすぐにできます。そういう意味で、新しいことに挑戦しやすい土壌があります。

—峰松さんが東京の企業を辞め、大阪の木村石鹸を選ばれた理由は何ですか?

峰松さん
東京から木村石鹸に入社を決めた大きな理由は、社長の木村さんと直にどんどん進められるなら仕事もスムーズで楽しそうと感じたからです。例えばブログひとつとっても、「そんな記事を書いていくら売り上げに繋がるの?」と言われたら、わからないじゃないですか。そういうところに理解があったのと、とにかく作る環境だけはあるから、好きにやってくださいとのことだったので、それなら大阪に行っても楽しそうだと思いました。

—今後、どのようなことにチャレンジしたいですか?

木村さん
これからもっと自社直販の比率を伸ばしていきたいと思っています。Webでの販売だけでなく、自社店舗での直売も視野に入れています。

石鹸×◯◯◯を教えて!
工場のリソースを最大限に引き出せるビジネス調理人募集。

木村石鹸が抱える会社の課題とは何だろうか?
木村石鹸で取り組んでもらいたいことと、求める人材像についてお伺いした。

峰松さん
入社してみて感じるのは、工場やものづくりの機能、材料はそろっているけれど、それを調理する人がいないということです。もちろん、既存のビジネスモデルを回す人はいます。新しいことをいっしょに組み立ててくれたり、マーケターである私と違う職種の人が来てくれればすごいシナジーが生まれると思います。

—今回この「ボケない大阪移住プロジェクト」を通じて体験入社する方に、
 どんなことを期待しているのでしょう?

木村さん
私は個人的に採用職種にあまりこだわりはありません。昔から人の能力から考えるタイプなんです。将来像やビジョンはあるけれど、面白い人が来れば、それにあったビジネスを考えたらいいやんと思っています。中小企業などちっこい会社は人の発揮する能力の度合いはすごく大きいですから。極端なことを言うと、例えばケータイのアプリを開発して、有料アプリで新たな可能性があるなら、それでもいい。むしろそういう人がほしいです。今回は、「家事×◯◯◯」の◯◯◯部分のアイデアをみなさんに出していただきたいと思っています。

なるほど。もともとはWebデザイナーの募集に、マーケターの峰松さんが飛び込んできたというので納得の話です。取材をして感じたのは人を大切にされている会社だということ。残業はほとんどなく、むしろ残業すると怒られる職場なのだとか。「裁量の幅をもっと広げて伸び伸び働きたい!」などと感じている方には、うってつけの職場ではないでしょうか。

◯◯◯に入るアイデアを募集します。掛け合わせることで家事の未来が変わりそうなテーマを設定して、そのテーマでどんな商品が生まれるのかを考えてみましょう。木村石鹸で体験入社をしたい人は、エントリーフォームの解答欄で、家事の未来を変えるような新たな商品・サービスのアイデアを書いてください。

東京圏在住の移住希望者へのメッセージ

峰松さん
大前提として、生まれも育ちも東京なんで、やっぱり東京大好きなんですけど、『大阪はちょうどいいよ』ということを一番伝えたいです。東京から大阪を見るよりも大阪から東京を見たときの心理的な距離はすっごい近くて。東京都内は移動するのがたいへんで、朝夕の通勤の大変さなんて大阪とは比じゃないです。東京は人が多すぎて日々生きてるだけで結構ストレス感じることが多いです。お店とかも予約するのがすごくたいへんですし。大阪だと美味しいレストランも予約なしでポッと入れます笑。買い物するお店も沢山あるし、交通のインフラも整っているから、基本的な生活環境は東京で暮らしていたときとほとんど変わりません。京都や神戸も近くて、面白いことだらけです。同じように東京でモヤモヤしてやだなと思っている方には、そのしんどい部分をとっぱらって、いいものだけ残っているのが大阪だと伝えたいですね。

(峰松さんの大阪での暮らしをとりあげたこちらの記事も御覧ください。)

募集要項

企業名 木村石鹸工業株式会社
業種 家庭用洗剤、業務用洗浄剤、
金属表面処理剤の製造メーカー
設立年月日 1924年
社員人数 30名
参加対象 学生/社会人
受入期間 2016年10月3日(月)〜10月7日(金) 5日間を想定
→体験期間が以下の日程へと変更になりました。
日程は、参加者と個別に調整をさせていただきます。
2016年10月24日(月)〜10月28日(金)
2016年10月31日(月)〜11月4日(金)
※5日間以内の体験についてはご相談下さい。
受入期間中の勤務時間 8:20~17:30 (内、1時間休憩あり)
勤務場所 大阪府八尾市北亀井町2-1-30
Webサイト http://www.kimurasoap.co.jp/

※仕事体験の申し込みは終了しました。