株式会社 生田

おためし移住プログラム2 ボケない大阪 仕事体験

株式会社 生田

ランドセルでグッドデザイン賞を狙え!

大阪市・生野区で60年以上の歴史をもつランドセル専門メーカー、株式会社生田(以下、生田)。ランドセルの製造一本に絞った手作りランドセル工房と、それを販売するショールームを構え、本革ランドセルを裁断から仕上げまで一貫して手作りでおこなっている。近年では側面に花柄の入ったランドセルが大ヒットし、少子化の時代にも関わらず生産数は右肩上がりだ。その他にも、製品づくりの現場を直接見てもらおうと取り組んでいる月一工房見学会は、毎回お客様から好評をいただいているのだとか。革製品を扱う老舗の工房とは思えない、きれいに整えられた工房で、お話をお伺いした。
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東京圏に自慢できる会社のPRポイント

自分がデザインしたランドセル・
革製品が販売される!

ピカピカの気分とともに、小学1年生へ年間約3,000本以上のランドセルを届ける生田。全てが手作りだが、丁寧な指導・製作体制を築いているため、質の高い商品を生み出すことができている。支持される新たなランドセルデザイン、ランドセル以外の革製品の企画を提案し、実際につくりあげていく…そんなクリエイティブな仕事に携わることができる。製品自体、縁取り、縫い糸の色、金具の種類を自由に選べるなど、こだわりの強い層に、自分がデザインしたランドセルや革製品を届ける日が来るかもしれない。

職場の女性比率も高く、
未経験者歓迎!

今回募集するのは、ランドセルデザインとランドセル制作を兼任する職人だ。スタッフの中にはこれまで一般の鞄をつくってきた人もいれば、まったく未経験からスタートする人もいる。簡単な作業からはじめられるので安心だ。また、割合的には女性のスタッフのほうが多く、厳しい上下関係はない。見て覚えろ、という職人の世界ではなく、丁寧に教えてもらえるとか。

お客様の要望を直に聞ける職場環境

人工皮革製のランドセルがメジャーになる中、本革にこだわり続けている。工房の向かいにはショールームがあり、製造スタッフが店頭に立つこともある。ランドセルを手に持った感触など、お子さんや親御さんからダイレクトに意見や反応を聞くことができるので、やりがいにつながっているそう。

会社について教えて下さい

こんなことしてます

裁断から仕上げまで手作りで製造している老舗ランドセルメーカー

ランドセル hana(ハナ)
「花咲く笑顔で毎日を過ごしてほしい」そんな願いを込めたランドセル。サイドにあしらわれた花がポイント。
月イチ工房見学会
職人が手作りでランドセルを製造する作業工程を見学することができる「月イチ工房見学会」を実施中。
生田ランドセル直営店
工房の向かい側では、製造されたランドセルを販売する直営店があり、週末は家族連れで溢れる。

生田は1998年からいちはやくインターネット販売にも力を入れており、問屋を介さない製版一体型にシフトしたことで親世代の声を拾うことができた生田。ここにしかないランドセルを求めて、北海道から飛行機でやってくる家族もいるとか。時代とともに軽量化するなど、実はどんどんその形態は年々進化している。

生田の製品を販売するショールームは週末はもちろんのこと、平日でも多くの家族連れで溢れかえるほどの人気っぷりだ。それに伴い、従業員数も増やしてきている。ある意味理想的な状況ではあるが、将来を見据えてランドセル以外の鞄の商品開発も視野に入れているという。今回は、取締役の長井宏治さんと、千葉県から転職してきたランドセル職人の松本都さんにお話を伺った。

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長井 宏治
大学卒業後、スポーツショップにて販売の傍ら、グローブ修理に携わり、ものづくりの楽しさに目覚める。前職を10年近く経験するが、ものづくりへの思いが断ち切れず、妻の反対を押し切り株式会社生田の門をたたく。学生時代から革製品が大好きで、高校生の頃には初めてもらったバイト代で3万円以上するヌメ革の財布を購入。以降、夜な夜な財布を磨くことが趣味の一つとなる。その他にはサッカー観戦、鞄作り、靴磨き、庭の芝刈りが趣味。生田入社後には職人としてランドセル製造に従事。ものづくりの面白さにさらにのめりこみ、就業時間後も一人でランドセル作りに没頭、数年後に工房長に就任。現在は、職人としてランドセルを製造する傍ら、株式会社生田の業務全般に携わる。ランドセル選びを人生の中の1つのイベントと考え、お客さまとのつながりを大切にし、家族みんなでいかにランドセル選びを楽しんでもらうかを、真剣に考えながら日々邁進中。

松本 都
出身は千葉県、東京の特殊メイクの専門学校を卒業後、フリーランスとして特殊メイク、造形の世界で4年間働いてきた。幼い頃からものを創作することが好きで、ものを作る仕事に携わっていきたいと常に考えていた。心機一転で訪れた大阪で、知人の紹介により株式会社生田を知る。6年間使い続けるたった一つのランドセルを手作りするという事に惹かれ、入社。入社してすぐからミシンの練習をさせてもらえた。他社の工房では何年もミシンを踏めないと聞いていたが、生田では向上心があれば昼休みや終業後に練習させてもらえた。今では数箇所のランドセルのパーツ担当し、ミシンで縫っている。工房で製作しながらも、工房見学や展示会などでお客様と接する機会が多く、人のためにものを作れる喜びを日々感じている。


—お二人が生田に入社されたきっかけは何ですか?

長井宏治さん(以下、長井さん)
前職ではスポーツショップでグローブなどの修理をしていました。もともと財布などの革製品が好きで買って集めていたんです。グローブ修理でミシンを触るようになって、こっちのほうが楽しいなと思って転職しました。2011年のことですが、その頃はまだ社員が4名しかいなかったです。
松本都さん(以下、松本さん)
現在は12名で一気に増えましたね。私は大阪の友だちが社長と縁があって紹介してもらって入社しました。それまでは千葉県で特殊メイクの仕事をしていました。博物館にいるウレタン製の恐竜に色付けするような、今やっていることとはぜんぜん関係のない仕事です。ここでは未経験だったのですが丁寧に教えていただき、今3年目です。

—生田の魅力は何ですか?

長井さん
量販店と比べると少し高いのですが、手作りで職人がつくっていることを支持されています。以前はお店の裏が工房だったのですが、ちょうど2年前に向かいを工房にして、つくっている現場を見えるようにしました。
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―実際にランドセルをつくっている人に直接話が聞けるというのは安心ですね

長井さん
つくっている側も『すごい!』とか言われるとうれしいし、励みになります。それまでは店舗の裏側でもくもくとつくっていましたから。今は月に一度、実際の工房まであがってもらって職人が順番に案内する見学会もおこなっています。
松本都さん(以下、松本さん)
ここでの仕事の魅力はやっぱりものづくりに打ち込めることです。大変なのは素材の扱い方。天然の革なので、素材のどこをとってもいっしょというわけではないんです。
長井さん
人工の革であればどこをとっても大丈夫ですが、天然ですと人間と同じで皮の厚さも違うし、傷があったり・・・。それぞれをどこで使用するかといった見極めが大事です。常に製品の全体を見ていかないといけないのが、天然のものを使う難しさですね。一人前になるのに1年かかる人もいれば5年かかる人もいます。大事なのは姿勢ですね。夜残って練習している人もいますよ。

未来のグッドデザイン賞!?
新しいランドセルのアイデアを募集!

生田が、今抱えている課題とはなんだろうか?
生田で取り組んでもらいたいことと、求める人材像についてお伺いした。

長井さん
もっとデザイン性の高い製品を作りたいですね。ある程度、ランドセルとはこういうものだ、という型はありますが、なかなか新しいアイデアが出にくいのが現状です。年間を通じて仕事量が変わらず、コンスタントにランドセルをつくっているのでそこがネックです。手作りなので『新しいデザインを考えたい』と言ってそれだけに専念してしまうと現場がまわらない、ということがあります。

—デザインとなると、何か特別なソフトが使えないといけないのですか?

松本都さん(以下、松本さん)
いいえ。社内のデザインの共有は手書きで描いていますので、特にAdobe Illustratorなど専門のソフトが使えないといけないわけではないです。

―今回この「ボケない大阪移住プロジェクト」を通じて体験入社する方に、どんなことを期待しているのでしょう?

長井さん
0から立ち上げるという意気込みのある方にきてほしいです。さらに新しい商品を展開していけるようなデザインができる人にきてもらいたいです。ですから今回はみなさんに『次の時代に大ヒットする新たなランドセルのアイデア』を考えてみて欲しいです。

届けた先の相手の顔が見えるものづくりや、長井さんのようにもともと革製品が好きという方にとって、やりがいのある仕事ではないでしょうか。 最近は大人向けのランドセルを製造している会社もあると聞きます。生田で体験入社をしたい人は、エントリーフォームの解答欄で、斬新なランドセルのアイデアを書いてください。型にはまらず、革製品全般に視野を広げていただいて結構です。自由な発想をお待ちしています。

東京圏在住の移住希望者へのメッセージ

松本さん
生田で働いてみて、良い意味でギャップがありました。ずっともくもくとランドセルをつくっているわけではなく、お店のほうにも出たり、展示会で回らせてもらったり、直にお客様の反応が見れるのはとてもやりがいがあります。この仕事をやりたいという方は働く場所が東京だろうと大阪だろうと同じだと実感していますので、ぜひビビっと来た方はエントリーしてみてください。

募集要項

企業名 株式会社 生田
業種 ランドセルの製造・販売
設立年月日 1950年
社員人数 15名
参加対象 学生/社会人
受入期間 2016年10月11日(火)〜10月14日(金) 1〜3日間
受入期間中の勤務時間 9:00~18:00(内、1時間15分休憩あり)
勤務場所 大阪府大阪市生野区田島6-2-16
Webサイト https://www.randsel.jp/

 

※仕事体験の申し込みは終了しました。